教主様のお言葉 - 最新エントリ |
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2011/10/11
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執筆者: taiwa2 (12:00 am)
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十月九日、阿部ひで子教師の本葬に参列した。 教団関係者も多くの人が参列、感謝の心を手向けた。 私も御霊前に弔辞の奉読をもって、ご生前の本教団への功績を称え偲び 感謝の誠を捧げさせて頂いた。 法要には私の代理として嗣親と総監を出席させた。 私も参席を予定していたが、遠方より家人の命乞いの祈願の願い出があり欠礼となった。 阿部家の方々と嗣親は親しく話をし、その功績をつぶさに伝えたという。 何れの家においても親の仕事の様は余り知られてはいない。 当人自ら語ることはほとんどないことであるが、 この家族の仕組みを私はどうしても変えなくてはならないと思っている。 父親のことを母親が称え語る。 母親のことを父親が称え語る。 祖父母についても同じである。 当人では語れないものを家人が語り合わなくてはならない。 両親へ祖父母への感謝と敬愛の念を子供等に孫等に語り継がなければ 消えていくばかりである。 名を遺していかなくてはならない。 死んだら終わりではないのである。 平成二十三年十月十日 教主 |
2011/10/09
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執筆者: taiwa2 (12:00 am)
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十月七日、遠藤恭子さんの準教師資格権利講習会を終えた。 厳しい人生の中で両親より大和の信仰の火を灯し、今、 その火を大きくかざして世の人を善導救済せんとの奉謝行に精進されている。 今後の布教活動に大いなる神の祝福があることをお祈りする。 その祝福をもって自らの人生にも光明をと乞い願うものである。 阿部ひで子先生へのお別れの言葉を日々の鎮魂祈念行の後に書かせて頂く。 いろいろなことが想い出され熱き涙が落ちる。 私を陰に陽にいつも支えて下された一人である。 教主としての想いのたけをもって感謝の心を捧げたい。 午後三時過ぎ頃に、あるご夫婦が見えられた。 御主人が肝臓全摘出との診断による手術であったが、 三分の一の摘出で済んだそうであり、その御礼に見えられたのである。 『教主様の一ヶ月間の特別祈祷によって大きな力を頂きました。 医師の先生方も不思議だと云っておられました』と話された。 祈蹟が奇蹟を生んでくれた御神助に感謝するばかりである。 平成二十三年十月八日 教主 |
2011/10/08
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執筆者: taiwa2 (12:00 am)
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十月六日の昼過ぎに花渕浜教会長として長年奉仕されてきた阿部ひで子先生が、 五日の午後3時25分に帰幽したという訃報を知らされ愕然とした。 81歳であった。 数年前に病を克服され、此度の大震災では奇毘なる大神の御神導御神助により 生命を守られた人である。 五月の頃、家が津波で被害を蒙り、同町の高台の娘さん宅に身を寄せておられた。 お伺いした折は少し痩せた感はあったが、自分のことよりも私共、 教団のことを案じて下されたお言葉やお姿が目に焼き付いている。 大國講の副総裁の任も長く務められた。 常に私を想い励まし続けてこられた。 「大和教団は必ず一を抜く教団になる。教主様の祈祷は誰にでもできる祈祷ではない。 教主様は天皇陛下とも必ずお会いできる」と語られたこともあった。 開祖様に仕え、私に仕えた教団にとって、私にとってかけがえのないお方であった。 大和の教師として開祖様と共に御守りを、そして安らかな神上りを乞い祈むものである。 平成二十三年十月七日 教主 |
2011/10/05
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執筆者: taiwa2 (12:00 am)
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十月一日、神無月を迎えた。出雲地方では神在月という。 出雲大社に八百万神々が集われる月となる為である。 月始祈願祭を先月に引き続いて奉行する。 心魂込めての祈祷は実に爽快感を味わえる。祈祷冥利に尽きるものである。 教化会においては支部数が前期目標200支部を上回り213支部との報告があった。 小支部ながら次々と設立していくことに奇毘なる力が漲る。 後期目標数は300支部設立である。 一丸となって頑張っていきたいものと念じるものである。 今日四日より一人の婦人の準教師資格講習を始めた。 その方の母は昔、婦人部長を務めた人であった。 今、六十後半を越えし年齢となったが、信仰の何たるかに目覚め努力している。 霊性もすこぶる開きつつある。 姿も修行により若やいできている不思議さをみるものである。 若き心を若き体を信仰生活によって授けて頂きたいと乞い祈むものである。 平成二十三年十月四日 教主 |
2011/10/02
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執筆者: taiwa2 (12:00 am)
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今日より十月、神無月となった。 震災より早や七ヶ月が経過しようとしている。 仮説住宅に移住した方々の生活苦、環境の悪さが伝わってくる。 これから寒い時期となる。心配である。 教師職員役員、そして心熱き信奉者の力で九月期は132支部が結成された。 四月期から換算すると211支部設立となった。 来年二月二十五日までに500支部設立の達成目標を 今朝の教化会議にて申し合わせした。 『大和の大御名で此の世を清め為せ』 『大和の精神は全人類の心のふるさとでありよりどころである』 との御神命を果たす為にである。 皆もようやく信仰組織構築の真義を解しつつあることに嬉しく思うものである。 今は小さな支部であるが、三ヶ月、半年後、そして一年後には 立派な支部に成長することを期待するものである。 この大震災を契機に我が教団はその威を増している奇毘さを感じている。 有り難いことである。 平成二十三年十月一日 教主 |
2011/09/29
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執筆者: taiwa2 (12:00 am)
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教師資格取得特別講習会を九月七日から九日、二十七日から二十九日と 六日間に亘って指導させて頂いた。 百日間参籠奉謝行をしている修行者に加え、職員三名での講習である。 大和宗教、大和信仰の根幹となる学びである。 祭式作法においては皆一様に面白い体の動きをする。 人間の持って生まれた癖が顕現する。 尋ねた事への反応もその姿を如実に示す。 指導はそのいたらぬ癖を見抜き矯正することが要である。 私の講座はただ知識を与える学校ではない。 これまでの生き様にて気付き得なかったものや、 気付いても放置していたものを矯正するものである。 大和の教師は不足を覚って、 不足を満足にする指導力を身につけなくてはならない。 人・物を深く観察洞察する力を身につけなくてはならない。 その上での判断力である。今日でまずは結びとなる。 教団の為に、そして世人の為に生きた力を身につけさせなくてはと 念ずるものである。 平成二十三年九月二十九日 教主 |
2011/09/25
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執筆者: taiwa2 (12:00 am)
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九月二十三日から二十四日と秋の御行である六根大行が行じられた。 大國神社で身支度を整え、奉告祭を事なし、山形の湯殿山へと出立した。 本年は御神託にて滝行は慎みて姥神様の御前にてご供養の道を懇ろに奉行した。 斎主奉仕の巫女に開祖様をはじめ次々と御霊が降臨されたという。 雨交じりで気温も十二度という肌寒い気候ではあったが、皆元気であった。 昨年よりも十七人も多い修行者となったことは喜びにたえない。 修行者の中には被災地からの人も多くいた。 教主として信仰の篤さに有り難く手を合わせるものである。 一時間三十分程の講義をなし、翌朝二時よりの湯殿山本宮の石畳に座しての 祈願拝神行を執行した。 天空には星の光も見え隠れしていた。 神拝詞奉誦の声と鈴の音が一切を清めるに足る響きとなり、 霊響(ひびき)と変化していく。 正に六根清浄、六根清浄の境を現出する。 行ほど尊いものはないという境地を感体するものであった。 湯殿より大國神社に帰山、火祭祈祷・浄霊祈祷を執行させて頂いた。 結びに講義を行い、体験感想の発表を最後に秋の御行を無事行修させて頂いた。 皆もほとんど寝ずでの一夜二日の修行ではあるが、 身魂を鍛え磨くその一行として頂きたいものである。 また、出発日の二十三日に信仰組織拡充のための本年度前期の目標であった 支部設立200支部達成の喜びをも共に拝し奉ったことに感謝するばかりである。 平成二十三年九月二十四日 教主 |
2011/09/22
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執筆者: taiwa2 (12:00 am)
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九月二十一日、恐ろしい新聞記事を読んだ。 『十六歳少女覚せい剤使用容疑で先月逮捕。「母親に勧められた」と 道警に供述。売春の強要も』という内容であった。 この少女は小学六年の頃より母親より『金を稼いでこい』と命じられ、 売春を繰り返していたようだ。 今年六月頃に体調を崩した際、「すっきりするから」と覚せい剤を 勧められて使い始め、十回ほど養父に注射されたとも書いてあった。 腹を痛めた我が幼子にである。 世も末とはこういうことをいうのであろう。 恐ろしい世の中になったものである。 未成熟な娘が未成熟なまま身ごもって子供を産む。 自分の快楽の為には善悪の見境なく欲望のままに行動する。 自分だけならいざ知らず、我が子にもである。 人間ではない人間、人間ではない人が人の仮面を被って生きている。 これが恐ろしいのである。 これからもこの類の人間は増え続けていくであろう。 尊き生命を頂きながら、必然的に不幸な人生を送らなくてはならない 受難の時代に分け入った子供等を、私たちはどうすることができるであろうか。 未成熟なままに体のみ成長する人間等をどう教化できるのであろうか。 よくと考えていかなくてはならない時がきている。 平成二十三年九月二十一日 教主 |
2011/09/20
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執筆者: taiwa2 (12:00 am)
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九月十八日、後期の理事会と総合役員会が開催された。 朝八時よりの理事会は今後の教団運営の重要議題が提議可決された。 それを受けての総合役員会である。 新しい信仰組織構築によって力強く大和を推し進めるものである。 三月十一日の大き震災に遭ったからこその道である。 前期目標200支部設立に30のところまできた。 九月二十五日の御祖祭には何としても達成の報告を致したいものである。 後期は更に300支部の構築が目標とされた。 『大和の大御名で此の世を清め為せ』 との御神命に副い奉るべく大道の開きである。 尊い生命を絶たれた人々の為にも、被災を蒙りし人々の為にも、 大和は雄々しく世の清めを為さねばならない。 如何なることがあろうとも決して挫けぬ強い心をもってである。 よい会議となった。支部長の委嘱もさせて頂いた。 八十の齢を越えた人もいらっしゃった。 信仰は正に年齢関係なしの鏡であった。 熱き信仰心に感謝するばかりである。 平成二十三年九月十九日 教主 |
2011/09/19
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執筆者: taiwa2 (12:00 am)
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九月十七日、夕刻より雨の予報を凌いで大國神社の静穏な神気に包まれて 万燈慰霊祭並び大和惟神道乃祖之命(たいわかむながらみちのおやのみこと)と 称え奉る開祖様御尊父保積敬一郎之命、御母堂保積チヤウ之命の式年祭を斎行させて頂いた。 祭壇・祭場は昨年にも増して美しい飾りとなったようだ。 多くの信徒の皆さんが、大前に御明かりを献じる姿に御霊が感応し、 涙を目に一杯ためられている人が実に多い。 真心込めた献灯之儀である。 春三月彼岸の万霊慰霊祭、八月のお盆花慰霊祭、秋九月彼岸の万燈慰霊祭と、 夫々に献灯の儀を仕え奉るが、趣が微妙に違うのである。 私はいつも不思議なその光景に神々の導き給えるその姿、 そして導き受け給いし御霊等の姿を観るのである。 穏やかにして穏やかなる浄闇の刻を得ての御霊祭となった。 有り難い有り難いという多くの人々の声に手を合わせるものであった。 平成二十三年九月十八日 教主 |