教主様のお言葉 - 最新エントリ |
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最新エントリ
2009/07/02
カテゴリ: Miscellaneous :
執筆者: taiwa2 (12:00 am)
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一人の骨ある政治家が立候補を断念したようだ。 小事にてつまずき、大事を成すに到らずは誠に残念と云う他はない。 世間の人々ももう少し大らかな心を持ち、大らかに政治家をも育ててほしいものである。 かく云う教諭をもである。 小事にばかり目くじらを立てるは大事を逸することにもなりかねない。 器をもっと大きくもつことが大事である。 小事にかまけられし人間では大事を達成する器量とはなりえない。 昔人は悪しき事すれども真より反省すれば許しやり再生復活する場を与えたものである。 今は容赦なく叩くだけ叩くのみである。 日本の政界も小物ばかりとなってしまうであろう。 世間感情、環境を慮るばかりである。 生まれ落ちた時代背景が早すぎたのか、遅すぎたのか。 はたまた時勢をとらえることができなかったのか、神のみぞ覚るではある。 平成二十一年七月一日 教主 |
2009/06/27
カテゴリ: Miscellaneous :
執筆者: taiwa2 (12:00 am)
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六月二十五日、教職員感謝祭、開祖様月命日祭、教化会議、 そして、夕刻より故高橋道子教師を偲ぶ会を開いた。 教化会議にては禊祭の反省やら今後の推進計画を練った。 そして来月は、三山登拝行事の教化活動がある。 皆が夫々の立場にて善導すべく誓いを申し合わせた。 偲ぶ会では一人一人から高橋道子教師への想い出が語られた。 言葉は厳しいところがあったが、 『やると言ったら必ず力を貸して実行した人』 『面倒をよくみた人』 『情の深かった人』 等々、涙ながらの想い出が語られた。 私も本当に力を頂いた。無念極まりなしである。 六十一歳の年齢ではあったが、帰幽直前まで布教にかけた人生であった。 心からの冥福を祈る。そして、開祖様共々に我等に力を頂きたいものである。 八月八日には永代奉斎之儀式にて永久に我が教団にお祀りし、 その功績を称えてゆきたいと思うものである。 平成二十一年六月二十六日 教主 |
2009/06/23
カテゴリ: Miscellaneous :
執筆者: taiwa2 (12:00 am)
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六月二十一日、本年度の天地一切清浄大神業である禊祭本祭が 滞りなく盛大に修祭された。 朝五時頃から強い雨降りとなったが、海の行事が始まるにつれ、 雨は弱まり禊日和と導かれしは神々の恵みと拝するものであった。 本年の七日間の神事にても数々の祈蹟が生じた。 そして大なる神威顕現にてその霊験が立てられしは有り難きものであった。 本年も山の行事は祈祷殿にて執行、山は青空も出たのだが、 大神の皆の疲れ大なりとして、祈祷殿にてくつろぎを与えられし慈悲をも垂れられた。 青森津軽より突然の参加もあり、知らず知らずの中に 本教のこの特殊神事である禊祭は知られるようになっているようだ。 神界、現界、霊界の三界調和による一切を生かす、一切を救済せんとする大神業である。 実にスケールの大きい動の祭りでもある。 怪我災難なく修祭せしは大神の御蔭はさることながら、 多くの奉仕者の賜物と感謝するばかりである。 平成二十一年六月二十二日 教主 |
2009/06/20
カテゴリ: Miscellaneous :
執筆者: taiwa2 (12:00 am)
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六月十八日、金峯山寺第二十八世管領・金峯山修験本宗第二代管長であられる 五條順教先生の金峯山寺葬に嗣親と共に慎みて参列をさせて頂いた。 法名は「無為心院大々先達管領順教大和尚(むいしんいんだいだいせんだつ かんれいじゅんきょうだいかしょう)」と称えられておられた。 法要は、天台宗座主半田孝淳大僧正猊下のお導師の下、延暦寺一山住職十一名により、 午後二時より猊下自坊の吉野山別格本山東南院鳳凰殿において営まれた。 二時間余の誠に厳粛なる葬儀式であった。 私と嗣親の席は殊の他のご配慮を賜りしものであった。 ご焼香の折、五條先生の奥様の慈眼溢れる眼差しにての答礼のお姿に涙し、 手を合わさせて頂いた。 儀式後に奥様の元へ参じて、五條先生への感謝の心を伏してお伝えさせて頂いた。 五條先生への御恩に報いるべく、大和の大道を雄々しく歩まねばないと 心新たにするものであった。 平成二十一年六月十九日 教主 |
2009/06/18
カテゴリ: Miscellaneous :
執筆者: taiwa2 (12:00 am)
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北朝鮮の動きがまた騒がしくなった。 鳩山邦雄総務大臣の辞任など、政局も更なる混迷をきたし始めている。 そんな世情の中、この十四日に教団の柱の一人である教師が帰幽した。 心筋梗塞であった。 今日の今日まで元気に会議にも出席していたのに、一夜明けし未明には 身退けし出来事に言葉もない。誠に口惜しい限りである。 十五日に通夜祭、十六日に本葬となりお別れをした。 大勢の教信奉者の皆が参列お別れをした。 慰霊祭詞に『朝に紅顔、夕には骨』との件があるが、正にこのような状ではあった。 されど大和の教師として鋭意専心、善導救済の奉仕に精魂傾けての生涯であった。 六十二歳の齢とは云え、百年以上の価値ある生涯であったものと思う。 一人息子さんが出棺前の棺で眠る母に向かって、 『親不孝ばかりしてきたけど、生んでくれて有り難う』 との精一杯の感謝の情を示した姿に胸熱くなるを覚えるものであった。 心よりご冥福を祈るものである。 平成二十一年六月十七日 教主 |
2009/06/11
カテゴリ: Miscellaneous :
執筆者: taiwa2 (12:00 am)
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六月八日、嗣親と二人で親子旅となった。 翌日の新宗連会議の為に神戸へ一緒に出向した。 震災の復興がなされ、街並みも整い、新型インフルエンザも沈静化されたようだ。 タクシーにて初めて六甲山までドライブをした。 展望台からの眺望はたいへん美しかった。 夜景はさらに奇麗であろうことを思うものであった。 昼食はタクシーの運転手さんにも御馳走をさせて頂き、 有意義な時間を過ごさせて頂いた。 宿泊先であるホテルは帆船をモチーフとした建物であり、 隣地の生田神社には夕方お参りをさせて頂いた。 本殿修復にて仮宮を拝した。すぐ前は繁華街であったが、 酔客による神社への被害はないようである。 昔よりお社を敬う心が街にはあるようだ。 夕食はホテルにて美味なる京風料理を頂いた。 我が子との二人旅は滅多にないのだが、たまには良いものであった。 親子としての心の交流、絆が深まるのを感じるものであった。 翌日の理事会は姫路にて大慧会教団・姫路教会にて開催された。 宗教協力にて世の為に少しでも貢献させて頂きたいものである。 平成二十一年六月十日 教主 |
2009/06/09
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執筆者: taiwa2 (12:00 am)
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六月七日、私の65歳の誕生を事祝ぎ下された。 併せて新宗連副理事長並びに日宗連参議就任のお祝いも頂いた。 仙台市・大崎市の市長さんをはじめ、関係議員の方々、ご来賓の皆様も 万障繰り合わせて参列下された。 また、教信奉者もたくさん来ていただき、皆様の温かいお心を賜った。 誠に有り難い一日であり、更なる努力精進の活力を頂くことができた。 私の挨拶の中で、日本という国土、国魂より醸成された日本民族の精神である 大和魂は如何なるものか、何故に外国の文化をも容易に受け容れる事ができるのか、 その心の大きさと呼吸消化をして更なるものを造りあげていく力はどうして生まれるのか、 その根源を少し紐解かせて頂いた。 日本人であるなら、日本の国土、風土、国魂を知らずしては、私共の祖先に 申し訳なきことである。 これからは、日本の国体観、国風、国柄を多くの人に伝えていかねばならないものと 心新たにする誕生祭となった。 平成二十一年六月八日 教主 |
2009/06/05
カテゴリ: Miscellaneous :
執筆者: taiwa2 (12:00 am)
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今朝の新聞にて茨城連続殺傷の被告・金川真大(25歳)が三日の水戸地裁公判にて 『蚊を殺すのと人を殺すのは同じ』 『シマウマを食べるライオンは自分が悪いと思っているでしょうか』 『殺人はただの現象。善悪は存在しない』 と述べたという。 このような精神レベルの若年層が急激に増えている。 人を殺すという大罪を犯しても罪悪感はないのである。 倫理道徳観の教育、人としての根本的教育の欠落がある。 神々はこのような世の中となるを鼻から諭されていた。 日本人の敬神崇祖の精神構造の破壊がそこにはある。 何百年、何千年と永々と継承されてきた日本精神の破壊は、 たかだか百年くらいで行われてきた。 築き上げるは容易ではないが、崩れ落ちるのはたやすきものの証左である。 大和の信仰者の家庭はどうなっているのであろうか。 御教えによる教化育成の成果は上がっているのであろうか。 足下を見ていかなくてはならない。 平成二十一年六月四日 教主 |
2009/05/25
カテゴリ: Miscellaneous :
執筆者: taiwa2 (12:00 am)
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みそぎ大行第二日、起床二時半。潔斎なし、まわしをつけて気を引き締める。 寒くはなく、波のうねりもほどよいものとみた。 修行者の中に一人少し具合の悪い者がおり、その姿をみると霊の障りであり、 みそげば治ると指導した。 出立奉告祭をなし、白浜の海浜へ参進する。 灯明神事にて美しき灯明の光に神光を拝するものであった。 砂浜は一刻、光明世界を現成していた。大久保教師先達にて鳥船神事執行。 皆それぞれ一心に仕え奉る姿は尊きものである。 開祖様の鳥船神事の姿が瞼に映じた。 この神事を初めてこの海でなしたる時は、この神事の素晴らしさ、 尊さを喝破されながら一心に行じられていた。 今もきっとこの輪の中に開祖様がおられることを感じさせて頂いた。 気仙沼教会にて結びの祈願行、講義をなし、気仙沼教会の皆さんの奉仕にて 美味なる昼食を頂くと、三行者の顔は笑顔に満ち溢れ、一皮も二皮もむけた みそがれた顔になっていた。 大神の御神導、御神助に感謝一杯のみそぎ大行であった。 平成二十一年五月二十四日 教主 |
2009/05/24
カテゴリ: Miscellaneous :
執筆者: taiwa2 (12:00 am)
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五月二十三〜二十四日、本年度の三大行の始まりである、聖地綾里禊大行が行修される。 参行者五十余名にて、仙台より岩手の綾里の郷へ出立した。 東京、埼玉、茨城、山形、岩手、宮城と各地から参加者が集われた。 心配された天気も予報を覆して良い天気となった。 立石神社にて始奉告祭をなし、岬の開祖様御修行地記念碑御前にて祈願行を修す。 大船渡教会の有志の皆さんもご奉仕くださったことに心から感謝する。 長内サツ子教師が代表して、嗣親の代表役員就任のお祝いとして花束を 捧げられたその心を有り難く頂く。 廣洋館さんに入館し、供養、講義、鳥船行事の習礼と進む。 素晴らしい気候風土の地、五月の爽風を心地よく身に受けて初日は終わった。 老若男女、善男善女の修行者の顔は元気溌溂して、修行を楽しむ姿であった。 立石大神、開祖様の祝福に包まれての行となり、明日は海入行である。 さあ、今日は早くに休ませて頂く。潮騒の響きが身魂を清むるごとなり。 平成二十一年五月二十三日 教主 |